この4月、EMSから一人の女の子が卒業しました
シーラは小さなときからストリートで寝泊まりしながら物売りをしていた女の子でした。彼女はハードな生活の中でもしっかり自分自身の将来を考え、学校を続け、この度高校を卒業することができました。ストリートチルドレンが高校まで卒業できる機会は本当に少ないのです。彼女は私達EMSにとっても誇りです。
これから政府の奨学制度を使い、大学への道を希望しています。EMSは卒業しても同窓会の仲間としてこれからも子供たちの目標になってくれることでしょう。私達も応援しています。
教会の隅っこで寝泊まりしながら物売りを手伝っていた頃(右 2008年)
夜も遅くまで物売りをして、でも、ちゃんと学校にも行っていました。(中央 2008年)
高校の卒業を祝って理事達と一緒にレストランで食事をしました。この時に応援の手紙を渡されたシーラはずっとその手紙を見ていました。(2018年4月)